ブレーキ工房 K-CRAFT

オリジナルブレーキキット・オーバーホール

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②ハイラックスサーフ YN61G 通称(ブリハイ)ブレーキOHレストア組付け、完成編

   


こんにちは、店長の林です。
梅雨入り前の蒸し暑い今日この頃、皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日の作業ブログは、昨日に続きハイラックスサーフのブレーキOH,レストア編です。

リアドラムブレーキの部品も新品交換以外の物は、ウェットブラストにて、キレイにします。

錆びていたシリンダーもポリッシュで、キレイになりましたよ。

外したドラムの内側もやっぱり段付きしてます。

研摩して、この通り真っ平になりましたので、新品シューに交換した後も
すぐに当たりが、ついて最高のパフォーマンスを発揮できるでしょうね。

少しでも早く当たりが出るようにブレーキシューもサンドペーパーで軽く擦っておきます。

ウェットブラストした部品と共に、適材適所にグリスを塗って組み付けていきます。

フロント方は、というと

固着していたFのピストンもようやく抜けました。

シリンダーは、やっぱりこの通り。

ピストンは、メッキまでいってもてます。

ピストンは、新品を手配している間にブレーキキャリパーをウェットブラスト、外側はサンドブラストと
使い分け、キャリパー本体をガンコート塗装で、仕上げて釜入れ。

 


170度で2時間程度で焼き付けます。

2時間経って、冷却後です。
シリンダーもスッキリ綺麗になりましたよ。
新品時は、ユニクロメッキ仕上げのキャリパーでしたので、新品時の風合いに近い風合いのガンコート塗料で
仕上げました。

異形対向4POTピストン 新品が到着!  さすが、世界のトヨタ! 

あっぱれ。

店長フェチ画像。 

接近するのが、大好き・・

ピストンのダストブーツ

チタンカラーに仕上げたパッドピン、スプリング等々。

 

インナーシールです。

新品パッドです。

組付け完了。 これが、OHレストアコースです。
これからは、ブレーキキャリパーのレストアと言っていただければありがたいです。

耐久性に優れた純正ブレーキローターに防錆塗装を施し、ごんブト6本スリット加工を施し、
レストアされたキャリパーと組付けます。
この後、ブレーキフルードを全量交換し、モレ、滲みの確認をキビシイ目で確認しOKです。

ユニクロメッキ調のガンコートキャリパーにチタンカラーのパッドピンの相性が、GOODです。

僕自身もメカニック全員もあの緩かったブレーキがどれだけ変化するのか楽しみで試乗しました・・

その結果は、劇的!の一言です。

踏んだ分だけ制動力が、高まりしっかりダイレクト感が、感じられます。
がっつり踏み込めば、タイヤも大きな音を出しながら、しっかりロックしてくれますよ。

やりましたよ、これならオーナー様も絶対に満足していただけるはず。

キチンと情熱を込めて作業すれば、車は、絶対に応えてくれると再認識できた記憶に残る仕事になりました。

オーナー様、この度は、楽しく作業をさせていただきありがとうございました。
今後共、末永いお付き合いお願いいたします。



それでは、本日は、このへんで。

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