ブレーキ工房 K-CRAFT

オリジナルブレーキキット・オーバーホール

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Z32へF334mm・R330mmKITを移植

   

今日も、朝から頑張っております。
早速ですが、昨日Z32のオーナー様より、ご依頼いただきましたBIGローターKITの製作過程を少し紹介させていただきます。

フロントのゼロクラウンGRS184・・334mmローターの外周部分の耐熱防錆塗料を研磨いたします。
ECR33キャリパーを移植しますので、パッドは、上端まできっちり当たりますので、これを研磨する事により
当たりがつくのが、早くなります。
又、パッドの幅が、違ってきますので、この度流用するグランパッドの幅を測り、パッドのあたらない部分は、段彫り加工を施して、後から耐熱焼付けカラー加工を施します。
こうする事で、パッドが、当たらない面は、くっきりと耐熱塗装が、長持ちするのは勿論のこと、ルックスも格段アップいたしますのね!

次にゴンブトスリットをきちんと45度の角度で、加工いたします。
当社は、12本スリットの場合、正回転方向で加工させていただいております。
何故かと申しますと、12本は、6本と比較した場合は、1回転で倍スリットが、あたるようになりますので、
デメリットである、振動、ダスト、音、パッドの消耗も倍になるからです。
正回転方向に装着することで、そういったデメリットを格段抑えることができ、逆反の8本と同等の効果と
なりますので、きっとバランス的に満足いただけると、思っております。

キャリパーも鋳型の悪さを磨き上げ、ブラストも終了し、後は、マスキング、塗装と進ませていただきます。
今しばらく、お待ち下さいますようよろしくお願い致します。

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