ブレーキ工房 K-CRAFT

オリジナルブレーキキット・オーバーホール

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錆びついたディスクローターのガンコート

   

こんばんは、店長の林です。
今週は、春の陽気になりましたので、キャリパーの修理(再塗装)依頼が、増えてきており毎日バタバタと
しております。
暖かくなるとスタッドレスから普通タイヤに履き替える際にホイールをキャリパーにヒットさせて、傷つけてしまう・・ こんな感じで、春になればブレーキ屋が、イヤイヤ忙しい。 (泣)
皆様、ホイール脱着時は、必ず、ブレーキキャリパーに水に浸けて絞ったタオルを被せてから作業しましょうね!
特に外す際に外れたホイールの重みで、支える腕が下がり、キャリパーの上部をヒットさす例が、多いですよ。

キャッチフレーズは・・『ホイールを外す際は、必ず濡れタオル!』

思いっきり平凡で、まったくひねりが、有りません。 汗・・

さて、今日のブログもまずは、発送のご案内から

オーナー様
兵庫県神崎郡  〇〇様
車両・・Y51フーガ    

ブラケット・・R35GT-Rブレンボキャリパーを装着するブラケット1台分

この度は、ご依頼いただきまして、まことにありがとうございました。
今後共、末永いお付き合いよろしくお願いいたします。

今日の作業紹介は、ローターのみご紹介させていただきます。

お預かりで、カスタムさせていただいておりますアウディクワトロA7のディスクローターもドリルド加工が、完了しまして、今日は、ご指定のガンコートが塗りあがりましたよ。
これから、170℃で焼き上げますので、お楽しみにどうぞ。

変わったところでは、シビックFD2のフロントにAPレーシングのブレーキKITを装着された〇〇様のFローターが、宅配便で到着いたしました。

リアに施工させていただいた、ガンコートを気に入っていただき、FのAPローターにも施工して欲しいとのことで、承りました。

パッドの当っていないベルの周りと外周の錆部分を施工いたします。

2Pローターですので、まずは分解。
錆部分以外は、マスキングで保護しまして、サンドブラストにて、錆を除去いたします。

①・・到着時 錆が目立っています
②・・ブラスト後、ベーンの奥まで、しっかり錆を除去させていただきました。
③・・お好み焼きを焼くように裏表とマスキングを工夫して、塗り分けます。
④・・乾燥庫で、100℃で40分  170℃で1:20分しっかりと焼き付けます。

明日にベル部と組み付け、歪みテスト後にご指定の所へ発送させていただきます。

それでは、本日は、この辺で。

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